体外受精は手術を伴うのでリスクがあります。どんなリスクがあるのでしょうか?
体外受精の技術が進歩してくることで、着床率も高くなり、妊娠率も上がっています。それ自体は、喜ばしことなのですが、その一方で、双子や三つ子などの多胎妊娠が増えてきています。子供が増えるからいいのでは?と思うかもしれませんが、母体や胎児への負担が増え、いろいろな合併症を伴う危険性が出てくるのです。排卵誘発剤の使用や、ステップアップ治療などを控えるという病院も増えてきています。
体外受精での血液キメラは、複数胚移植を行い、多胎妊娠になると、胎盤共有型の双子になるケースに起きることがあります。この双子の胎児の造血細胞が混ざり合ってしまって、通常は1種類しかない造血細胞が2種類あることになってしまって、血液型がはっきりしないといったことが起きます。体外受精で血液キメラが起きて生まれた子供は、血液型がはっきりしないので、輸血などで血液型に混乱が起きることがあります。