体外受精の技術進歩で受精した胚を冷凍保存できるようになりました。
体外受精での受精卵は必ずしも1つではありません。顕微鏡受精の場合は、多くはないですが、シャーレーに採取した卵子や精子を入れると、受精卵がいくつもできることになります。従来は、余った胚は破棄するしかなかったのですが、体外受精の技術が進歩してきたことで、冷凍保存することもできるようになりました。冷凍保存して次の子供が欲しいときに利用するといったこともできるようになりました。
ガラス化保存法は、現在の体外受精ではほとんどこの方法が取られており、急速に冷凍して保存する方法です。段階的に体外受精の胚を凍結していく緩慢凍結法は、2時間ほどかけて凍結していきます。これらの冷凍保存は体外受精で次の子供が欲しいからだけでなく、女性の体調や子宮の状態がベストになってから移植することで体外受精の妊娠率を上げることにも利用されます。